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コムギココメコ

忘れてもいいことを書くので不備忘録

はがね/いわタイプ大学

大学には一般的に食堂というものが存在し、咳止めシロップの購入費を節約して遊園地に行ったりするのだが、鳩鳩鳩鳩鳩鳩から海老名サービスエリアに移動する際の注意点、ハニートーストを180個用意しました。や。や。ややや██████っぱそまめろろめめ████████…

バクレツパンチインマイヘッド

ある朝、高橋美嘉が不安な夢から目を覚ましたところ、ベッドのなかにいる私の頭の中でばくれつパンチという言葉が焼き付いていることが分かった。おわり。 おわりおわり。だってそれだけだし。巨大な虫に変わっていたり神輿を担いでいたりするならまだまだ不…

Fugicide

行動力行動力って人はいつもプラスのイメージで言うし、それ以外認めないような空気を漂わせてるけど、そんな訳ないって思ってる。マイナスの行動力だって立派な行動力だ。何かから視線を逸らしたり、逃げたり、死んだり。全部行動力があるからできるんだ。 …

それでも、私は考えている方が好きかもしれない

この手紙を読んでいる時、私はどうなっているかなんて分からない。生きているか死んでいるかのどちらかで、それらはコインの裏表のようになっているけれど、決して50%なんてことはあり得ない。あり得ないけど、結局は50%になってしまう。なぜなら、生きて…

処刑講義

人は集団で行動したがるものである。集団で行動すると、大抵の場合交流が始まる。交流が始まると同時に、お互いが喋ることも多くなる。そして、お喋りがひどくなると騒音と区別がつかなくなってしまう。 P教授は3時限目の授業時、不満のピークに達していた。…

シュルジョシリスム。

「今日は何する? 何したい? 先週は爆撃やったじゃん? 今日は違う事やろうよ! 毒薬? ねえ毒薬とか良くない? 毒薬作ってみたくない?」「なんでシリアス限定で事を進めたがるんですか。もうちょっと楽しいことをやりましょうよ」「じゃあ豚肉に片栗粉ま…

ベンチに誘われて

誰も座らないベンチが私が住んでいる近くの公園にあると気づいたのは、確か春だったか夏だったか秋だったか冬だったかは分からないけども、とにかく、いつの間にか気づいていた。その公園は別に寂れているわけじゃない。 平等に座られていないベンチが4つあ…

エンターテイメントなら馬鹿でもできるもの

強盗は犯罪だ。犯罪はやってはいけないことだ。でも私には関係ない。彼がやろうと思っているだけだ。だから私には関係ない。 彼は社会に適応しない。適応できないと言った方が正しいか。社会に適応しないから、職にも就けない。職に就けないという事は、お金…

いつだって鎧の中は柔らかい

灰色の建物が、10月の夕暮れにぽつりと佇んでいる。6階建てで、周りに高い建物が無いという事もあり、何とも言えない威圧感を帯びていた。近づいてきた空気は建物にぶつかり、地面へと力なく墜落していく。そうして死んだ空気が地面に積み重なり、異臭を放っ…

掌編トリメチルアミン

【飼い行列と野良行列】 季節は10月になった。今日は10月にしては寒い日だ。寒い日だろうが暖かい日だろうが月曜日は平等にやってくる。そんな月曜日を僕は嫌いになりそうになる。曜日は七人いて、それぞれ違う顔をして、違う性格をしている。だから、この曜…

私のための記念碑(機械)

以下の文章は、翻訳ツールとの共同執筆になります。方法といたしましては、私が元の文章を書き、翻訳ツールに校正をしていただき、それを元にまた私が文章を手直して完成というものです。このような試みは初めてであり、まだまだ試用段階の部分も多いですが…

ナンセンスは繰り返す

私の大学にはラウンジがある。そこは、よく学生が勉強をしたり、友人と話をしたりするために使われている。ラウンジには窓がいくつもあり、陽の光は部屋を心地よく満たす。机も温かみのある色合いだ。私も時々利用していた。 ラウンジの常連に、百瀬という知…

すばらしい現代文の解き方

「現代文がどうしてもできないんです」 とある高校の職員室で、女子高生が相談にやってきた。先生はコーヒーを飲むのをやめ、女子高生と向き合う。 「できないだと、抽象的すぎてアドバイスがしにくいから、もっと詳しく言ってくれないか」 「作者の言いたい…

たのしい数学ⅠA

「では、始めてください」 一斉に紙をめくる音が聞こえる。めくる音が止んだと思った瞬間、それは鉛筆やシャープペンシルの芯を叩きつける音に変わる。 1月某日。11時20分から始まった数学ⅠAのテスト。高校生を中心に沢山の人々が様々な会場で同じテストを行…

桃太郎概論

では、はじめます。先週は桃太郎がどういう話かを皆さんに知ってもらいました。あ、先週いなかった人は前にプリントがありますので、取りに来てください。そこに大体のあらすじが書いてありますので、素早く読んでおくように。内容が分かっていないと今日の…

20秒遅れ

ひとりのサラリーマンがいた。どこにでもいるような男であったが、おそろしく時間に正確だった。必ず6時に起き、7時には家を出て車に乗り、8時30分に会社に着く。就職してから19年間、いつも同じスケジュールで動いていた。そのため、会社の同僚は彼を見かけ…

five novels(digest)

もう自分の姿をぼんやりとしか認識できない時間帯、私は家に向かって歩いていた。暑さは一時的に記憶喪失になったようだった。 ふと駐車場を見ると、車のかげから尻尾が見えている。猫の尻尾のようだった。猫好きの私は駐車場に向かい、どんな猫か確かめてや…

8月の夜とクラゲ

実家の周りを散歩していた。ちょうど辺りが暗くなりはじめ、様々なものがシルエットになりつつある時間帯であった。 丁度トンネルに向かって歩いているところだった。トンネルの向こうが妙に明るい。最初は車のライトかと思っていた。しかし、一向に車がこち…

無駄話²

午後4時ごろ。Aはファミレスへと向かった。Aは趣味で小説を書いている。次に書こうと思っている小説のアイデアがなかなか出てこないため、気分転換に外に出て、ファミレスへと辿り着いたのだ。 ファミレスのドアを開け、店員の「何名様ですか」という問いか…

円周率と朝

【1日目】 どうでもいい事ほど、答えが分からないと気になってしまう。今、俺はまさにその状況下におかれていた。 3.14159……。9の次がどうしても思い出せないのだ。特に数学の勉強をしているわけでもない。ただ、少し頭の中を円周率がかすめ、思い出そうとし…

即興小説「被せる人々」

随分高い所まで来た、と私自身は思っている。ビルの5階と私自身が平行になっているのは初めての体験だ。 私は空飛ぶものだと人々は考えているらしいが、それはご主人が空をとばそうと考え付き、実際に行動しなければならない。いわば受動的な飛行なのだ。事…

無意味即興小説 「生殖する家具」

ある朝、目が覚めると机が2つに増えていた。眼鏡をかけていないからだ、いよいよ近視に乱視も入るようになったかと思いつつ、眼鏡をかけたが1つに戻らない。おかしい。寝ている間に机が2つに増えるなんて現象は、おそらく世界中どこを探しても見つからないだ…

呪うな

電話が鳴っている。 俺は電話の音を無視した。なぜなら、今はそれどころではないからだ。あとひと手間で呪いの人形が完成するのに、電話ごときに邪魔されてはたまらない。 電話から生まれるオタマジャクシは頭の上で跳ねている。思わず俺は自分の血を布にし…

sushicide

『○○県××市、□□寿司にて中トロが自殺。レーンから転落か』 この知らせは瞬く間に全国の寿司たちに知れ渡った。全国の寿司たちはみな、大いに驚いた。中にはこの知らせを聞いた瞬間、上にあったネタをばらまいてしまった軍艦もいたらしい。それほど衝撃的な知…