コムギココメコ

備忘録と不備忘録を行ったり来たり

冷やし無はじめました

お元気ですか?

 

クーラーに依存する暑い日々が続いている。試しに昨日、クーラーをかけないで寝たら、翌朝体調を崩してしまった。こういう無駄な試しは金輪際行わないことにする。

クーラーのすごい所と言うと、吐き出すことによってプラスの効果を人々に与えるという点である。人間だったらこうはいかない。たまに、道路に吐瀉物があると個人的にかなり不愉快である。基本的に人間は不愉快な物しか吐き出さないので、気持ちいい風を吐き出すクーラーを見習うべきである。まあクーラーも風を吐き出しているときに「オロロロロロ!!」と音が出れば、また違った印象になるだろう。サイレントに吐き出しているから良いのである。

 

冷やし中華が食べたくなる季節である。しかし、私は生野菜を食べることができないため、チーム冷やし中華からきゅうりとトマトが去ることになる。先日、冷やし中華のきゅうりは必要ないという旨の話を友人にしたら、異文化みたいな顔をされてしまった。こちら側としては、麺をスルスルスルと食べているのに、いきなり違う食感のやつが来ると変な感じにならないのかと思ってしまう。

 

私「スルスルスル(麺をすすっている)」

きゅうり「俺だよ!俺だよ!」

私「失せろ」

 

こういう気分になってしまうのだ。最近は具を盛り付けるのも面倒くさいので、チーム冷やし中華からハムと錦糸卵が外されている。もし麺とつゆが外された場合、私は何を食べていることになるのだろうか。無だろうか。冷やし無だろうか。そんなものはない。

 

苦手なものをもう一つ挙げるとすると、かき氷である。

氷を食べるのは好きなのだが、それは四角い形をしたあの氷であって、かき氷状のかき氷(?)は苦手である。理由としては、頭が痛くなるのと、一気に食べることができないためである。前にかき氷が嫌いだという話を友人にしたら、祭りの楽しみを50%にまで減らされてしまった。祭りの構成物の大半は氷らしい。

 

こういう話を書いている間、味玉はつゆに浸されている。変換ミスで「味玉は梅雨を吸っている」と1回打ちこんでしまったが、なかなか良さげな表現である。

 

「味玉は梅雨に浸され湿気ていく今日は晴れだと知らないままに」

 

短歌もどきが1つ出来上がった。変換ミスもたまにはいいものである。

味玉はタッパーの中でつゆに浸されているが、見た目は培養液に浮かんでいる脳に見えなくもない。もしかしたら味玉がつゆに浸されている風景は、未来世界を象徴しているのかもしれない。してない。