コムギココメコ

備忘録と不備忘録を行ったり来たり

穏やかな文章

お元気ですか?

 

環境が一区切りしたため、前から少しずつ書いていた小説を完成させた。

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暇な方は是非読んでほしい。よく、「あなたの文章は意味が分からない所が良いよね」という評価を現実・ネット両方でもらう。評価をもらうことはとてもうれしいのだが、「じゃあもっと意味を分からなくさせるぞ!」というのは違う。では、「普通のことを書いた方がいいのか」と考えた方が良いのだろうか。それも不可能だろう。まず、普通を定義することが難しいからだ。結局、いつも通りの文章を書くのがベターだろう。この「いつも通りの文章」というものも、定義できない部分があるので難しいが。

 

区切りがついたので、本も読んでいく事にした。今は麻薬に関する本を読んでいる。興味がある本しか読むことができないのだ。だから、誰かに「この本を読んでみろよ」と言われてもなかなか読む気にならない。また、「この本から何かを学び取ってやる!」というスタンスで読むこともできない。一回、自己啓発的な本を読んだことがあったが、どうにも肌に合わないらしく、途中で読むのをやめてしまった。個人的には、読書は本を選ぶまでは能動的、読んでいるときは受動的であるものだと思っている。読んだ後に、何か印象に残った部分が断片的にでもあれば、良い体験だったなと思う。読書に関しては、各々が思うところがあるだろうし、各々が思うところを信じればいいと思う。あくまで上に述べたものは個人的な読書の話である。

 

区切りがついたが、燃え尽き症候群にならずに済んだ。小説を定期的に書きたいし、本も読みたいという欲求がクッションとなったようである。今書いている文章も、「文章書きたい欲」から生成されたものである。精神的にも穏やかである。今までの経験上、いつの日か精神が荒れる日が来るだろうが、まあどうにかなるのではないだろうか(おそらく精神が荒れると、正反対の事を書きだすだろう)。とりあえず、次の小説を自由気ままに書くことにしよう。