コムギココメコ

備忘録と不備忘録を行ったり来たり

自選十首など

 最近は文フリで出すブースの宣伝マシンになっている気がする。

 ガシャーン ガシャーン 

 文フリ宣伝ロボだよ

 自動で宣伝をしてくれるすごいやつだよ

 とりあえずやれる宣伝はやっていきたいと思う。

 

 ダメ押しのように宣伝をしておくと、2018年11月25日(日)に文学フリマ東京にて、文『メゾン文芸部』というサークルで合同小説集と短歌冊子を頒布する。

以下に情報をまとめる。

日時:11月25日(日) 11:00~17:00

場所:東京流通センター 第二展示場(東京モノレール「流通センター」駅から徒歩1分)

   ※“空港快速”は「流通センター」駅に止まらないので注意

ブース:F-47(第二展示場1階)

   ※位置は下に掲載したブース配置図を参照

サークル名:メゾン文芸部

ジャンルは短編・掌編・ショートショートだけど短歌もあるぞ!! 是非!! 

 

 

 

文フリ東京に関する詳細は公式サイトを参照してほしい。

bunfree.net

 

f:id:komugikokomeko:20181121210948p:plain

 上記画像は文学フリマ公式サイトより引用した。

bunfree.net

 

 私は普段短歌や小説を作っているのだが、どういった短歌を作っているのか分からない方も多いと思うので、十首自分で選んでみた。左に進むたび、比較的新しい短歌になっている。以下の短歌を読んで、文フリの当日に私たちのブースを訪れていただけたのなら、とても嬉しい。f:id:komugikokomeko:20181121202333p:plain

 

自選十首     橙田千尋

 

喋るとき出る「あ」が丁度一〇〇〇回目俺の頭上で鳴れファンファーレ

 

君に合う学部を作りつやつやの単位を飽きるまで渡したい

 

気の利いた会話ではなく僕はただ完璧なおはようが言いたい

 

ゆっくりと空からスタッフロール降る僕らはここで終わるのだろう

 

ミラノ風ドリアの風を言うときの口で私は練習したよ

 

壇蜜は宝石型の飴玉を舐めてるらしい だけの日だった

 

炭酸の気泡、あるいは一斉に放たれる五月の徒競走

 

夕立に囲まれながら濡れ方のアンソロジーをひとつずつ目に

 

町中のシーツを干せばこの町はひとつの入道雲なのだろう

 

図書館を出たあとみんななまぬるい なまぬるいのを笑える人だ