コムギココメコ

備忘録と不備忘録を行ったり来たり

Toro Y Moi『Outer Peace』

 アルバム紹介や本を紹介するときに結構長く書いてしまう傾向があるのだが、それだとあまり数をこなすことができないので、できるだけ1000字以内におさめていければと思う。みんなに紹介したい良い物は世界に沢山あるのだからできるだけ多く紹介していければと思う。

 

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 2019年リリース。Toro Y Moiの6枚目のアルバムであり、現時点での最新作である。

 私は今までToro Y Moiの存在を認知していなかったが、このアルバムに収録されている『Freelance』のPVがYouTubeのおすすめ動画に出てきたので聴いてみたところ、とても好みだったのでアルバムごと購入することにした。そのため、今までリリースしたアルバムと比較してこのアルバムについて書いていくことはできないため、ご了承いただければと思う。

 10曲で収録時間が31分ということもあり、あっという間にアルバムは展開していく。曲終わりの無音時間がほとんどないことも、あっという間に過ぎていく感覚を促す要素となっている。

 軽快でダンサブルな曲と、メロウな曲を数曲ずつ交互に織り交ぜていく構成で、前者は軽やかなパーカッションとグルーヴ感あるベースが特徴的な『Ordinary Pleasure』、体が自然に揺れるベースに時折シンセがのっかってくる『Freelance』、後者は前半のダンサブルな雰囲気を一変させる、女性ヴォーカルがフィーチャリングされた『Miss Me (feat. ABRA)』、トラップ調のリズムとメロウなメロディでアルバムを締める『50-50 (feat. Instupendo) 』が挙げられるだろう。

 前述したとおり1曲1曲が短めなので、少々物足りない部分はある。しかし、極端にアッパーでもダウナーでもないため、どのテンションの時に流してもしんどくならない。こういう普段使いができるアルバムを持っていると、家にいるときや街を歩いているときに困らないと思う。

 

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【トラックリスト】

1.Fading
2.Ordinary Pleasure
3.Laws of the Universe
4.Miss Me (feat. ABRA)
5.New House
6.Baby Drive It Down
7.Freelance
8.Who I Am
9.Monte Carlo (feat. WET)
10.50-50 (feat. Instupendo)