11月29日(金)
チョコレートなどのお菓子を机に置いておくと、すぐ食べてしまう。食べると無くなるので買いに行くことになる。食べる。消える。買う。食べる。消える。買う。そのうち破産するんじゃないだろうか。
最近、飴が一番コスパがいいのではと感じている。美味しい食べ物はすぐ消えてしまうので、口の中で美味しさを持続させるためにどんどん口に放り込むことになる。結果、破産する。対して、飴はしばらく口の中にとどまってくれるため、美味しさが持続する。飴を買う量もそこまで多くならない。結果、破産しない。
持続可能な美味しさ。飴のキャッチフレーズとしてどうですか?
11月30日(土)
昼ご飯に喫茶店でカレーを食べた。サフランライスを初めて食べたような気がする。スパイスが複雑に混ざり合った味がして、じんわり汗をかく。
夜に麻婆麺を食べた。ピリ辛感がちょうどいい麻婆豆腐だった。デザートでライチを貰ったのだが、一度も食べたことが無かったため、食べ方が分からない。とりあえずかじってみたが、固い。色々試行錯誤してみて、皮をむいて食べることが分かった。実績の解除。
ライチを食べてみて、「ソルティライチっぽいな……」と思うのはバカっぽい。「ソルティライチのほうが美味しいな……」と思うのはさらにバカっぽい。
長谷川白紙「あなただけ」を聴いた。
リズムが取りにくいけれど、トランペットとピアノが明るく(タッタッタッとなるところが好き)、ボーカルがあまり耳に張り付いてこないので、すごくポップだ。
これを聴いた後、一度聴いて面食らって以降そのままにしておいた『草木』を改めて聴きなおしてみたら、かなりハマった。身体に馴染んできたのだろうか。
とりあえずアルバムがまだ買えていないので、『草木萌動』と『エアにに』の両方を購入したい。
曲の感想を書くとき、音楽の知識と文章力が無いことにずっと絶望して生きていくのだろうか。
12月1日(日)
色んな人に「古着屋によく行ってそう」と言われる。想像の私に追いつくために、古着屋に行くことにした。
電車に乗り、20分ほど歩いて調べておいた古着屋に到着する。入ってみると、普段来ている服の傾向と店にある服が一致しないことに気づく。
端から見ていくと、柄シャツがいくつかあるゾーンに突入する。柄シャツを1回くらい着てみたいなと思ったので、まじまじと見ていると、店員さんに声を掛けられた。試着室もできるとのことだったので、1つシャツを手に取って試着室へと進む。
柄シャツを初めて着て鏡を見てみると、「いそうだな」という気持ちと「ちょっと派手だな」という気持ちが同時にやってきた。店員さんがもう少し落ち着いた柄シャツ(落ち着いた柄シャツなんてあるのか? 二律背反ではないのか?)を持ってきてくれたので、そちらも試着する。いがいにしっくりきているような気がする。一回くらいなら、という気持ちになり、購入する。なんか薬物みたいな動機だな。
店員さん曰く、私は「家でメッチャお香焚いてそう」とのことだった。次はお香を焚く必要が出てきた。