コムギココメコ

備忘録と不備忘録を行ったり来たり

椎名林檎、変身願望、サプリメント

1月14日(火)

 世間は平日だったが、私は休日出勤による振替休日だった。せっかくだからしてみたかったけどなかなか実現しなかったことをやりにいこうと、カラオケに向かった。椎名林檎の『加爾基 精液 栗ノ花』を1曲目から順に歌ってみたかったのだ。なぜこのアルバムかというと、暫定的に椎名林檎がリリースしたものの中で1番好きなアルバムだったからである。『勝訴ストリップ』が1番の時期もある。

 してみたいけどなかなか実現しないことは結構あって、ボルダリングや和装、「『勝訴ストリップ』のジャケットの椎名林檎」「Tommy february6」「『平凡』をリリースしたころの志磨遼平」になる、などが挙げられる。参考画像もアップしておく。

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 私は変身願望が強いので、こういうしっかりとしたコンセプトの基に成り立っている格好を見ると、つい真似したくなってしまう。自分の顔が嫌いなので、鏡で見ても自分だということが分からないくらい、化粧や仮装をしてみたいと思っている。女装も何回かしたことがあるが、自分を形成している顔が隠されていくような感じがして嬉しい。ガチガチな女装や異装って、みなさんどこでしてるんですかね?

 話題は逸れてしまったが、カラオケボックスに入った。何曲か普通に歌った後、『加爾基 精液 栗ノ花』を1曲目から順に歌っていった。アナログ盤でボーナストラックになっていた『映日紅の花』もしっかり歌った。

 自分の声も嫌いなので、ボイスエフェクト機能の1つであるテクノボイスで加工しながら歌った。自分の声ではないものがスピーカーを通して出てくると少しテンションが上がる。自分である・自分がしているのに、自分ではないように見える・聞こえることに快感を見出しているのかもしれない。そのうち心霊スポットにでも行くのではないだろうかはいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれた

 一通り歌ったら疲れてしまい、その後は家でゴロゴロしていた。気が向いたら『勝訴ストリップ』を1曲目から順に歌ってみたい。

 

1月18日(土)

 サプリメントが底を尽きたのでドラッグストアに行った。1日に必要な摂取基準量が1粒で摂れると書かれたマルチビタミンを購入する。私は生野菜が苦手なので必然的に栄養が偏りがちになってしまう。シャキシャキ感という概念に対してテンションが上がらないのだ。栄養が摂れている実感は全く無いが、一種のおまじないだと思って飲んでいる。家に飾るだけで1日分の栄養が摂取できる免罪符とか売ってないだろうか。

 サプリメントを買うたびに思うのだが、何費として計上すればいいのだろうか。食費か日用品か。食という感じはしないが、日用品を経口摂取することもない。この疑問に対して政府はどのように回答しているのか、知っている人がいたら教えてほしい。