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備忘録と不備忘録を行ったり来たり

家庭の医学、采状ひだRTA、ゴッドフィールド

4月30日(木)

 数日間続いた口内炎の痛みは消え去ったが、舌の裏にひだみたいなものが残ってしまった。何か食べたり飲んだりするとひだが口の中で存在を主張してくる。

 舌の裏を鏡で見る。皆さんも想像してみてください。想像できましたか? 実物は想像の1.5倍ほどグロテスクです。

 ひだは左右に1つずつあって、右のひだが左に比べて2倍ほど大きくなっている。さらに、右のひだは白くなっていた。

 口内炎の名残りだとは思うが、万が一何かしらの病気の前触れだとしたら怖い。私は子供の頃に見た、『最終警告! たけしの本当は怖い家庭の医学』のやけに恐怖心を煽る映像に今も影響されているのだ(新聞のテレビ欄には「最終警告!」が書いてなかったので、今調べて少し驚いた)。猫に引っかかれた結果、最終的に常軌を逸した行動を起こしてしまう回は、今でもぼんやりと覚えている。

 ネットで調べてみると、どうやら「采状ひだ」という部分が口内炎を起こしているらしい。采状ひだの「采状」という熟語が一発で出てこない。皆さんが使っているパソコンやスマートフォンでも一発で出てこない可能性があるため、私が選択したルートについて解説していきたい。

 今回選択したルートは以下の通りである。

 

喝采」の采だけ残す→「状況」の状だけ残す→采状

 

 おそらくこのルートが一番早いと思う。采状ひだ入力RTA(リアル・タイム・アタック)は今のところ走者が私しかいないため、まだまだ開拓の余地があるジャンルだと思う。ぜひ挑戦してみて欲しい。

 ちなみに采状ひだの口内炎は、薬を塗った結果数日で消失した。本当は怖い家庭の医学送りにならずにすんだが、数ヶ月後に病状が再発/悪化するパターンもあったはずなので、しばらく様子を見ておきたい。

 

5月2日(土)

 せっかくのゴールデンウィークだが、どこにも行けそうにないため大学時代の友人たちとオンラインで遊ぶことになった。普段からオンラインで麻雀やドミニオン、その他様々なアナログゲームをしていたのだが、少し飽きが出始めていた。オンラインのアナログゲームという言葉、矛盾を抱えているような気もする。

 何かやったことのないゲームはないか考えていたところ、友人の一人が昔やっていたというゲームを紹介してきた。ゴッドフィールドというゲームである。

godfield.net

 ざっくりというと武器や防具、アイテムなどを駆使して戦うカードゲームである。武器や防具には属性がついているものもあり、属性攻撃には特定の属性がついた防具でないと防ぐことができない。例えば、火属性の攻撃に対しては水属性の防具と光属性(どの属性の攻撃も防ぐことができる)の防具を使う必要がある。

 このゲームの面白いところは、理不尽さだ。防具で防ぎ切らないと一撃で死んでしまう属性があったり、相手が別の相手に放った即死級の攻撃が、カードの効果によって自分のところへ飛んできたりなど、思い当たる場面は多くある。

 また、カードゲームであるがデッキという概念はなく、武器や防具を使うとその枚数だけランダムで補充される。カードの種類も多く、全く同じような展開になることは少ない。

 結果として私たちは大ハマりして、何回もプレイすることになった。運要素が強いゲームのため、初心者や上級者といった概念が薄い。そのため、誰が勝ってもおかしくない。さらに理不尽さがゲームのバランスを程よく壊しているため、予想もしない展開が起こることもある。わいわいプレイするゲームに、多少の理不尽さは必要なのかもしれない。

 このゲームの登場によりゴールデンウィークのゲームマンネリ問題は解決した。2020年8月現在はほとんどプレイしていないが、そのうちまたプレイする日が来るかもしれない。