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備忘録と不備忘録を行ったり来たり

麻雀の勉強を始める/終える

7月1日(水)

 久しぶりに麻雀の勉強を再開することにした。

 暇な時に麻雀のアプリでオンライン対戦をすることがあるのだが、時々異様にモチベーションが高まることがある。今回もそのパターンだった。

 基本的に負けず嫌いなので、いかに負けないようにするかを考えだすことになる。漫然と打つのではなく、どうしてその選択をしたのか考えながら打った方が上達は早いだろう。しかし、選択の基準になるものを知っていないと、判断に根拠を持たせることができない。

 以前少しだけ麻雀の勉強をしたことがあり、牌効率などは少しかじっていたのだが、全然牌効率が身についていないと感じ、基本から学ぶことにした。購入した本は以下の通りである。

これだけで勝てる! 麻雀の基本形80

これだけで勝てる! 麻雀の基本形80

 

  基本的な形や考え方が載っている本で、何切るの形で学ぶことができる。作者の言い回しに癖があるため、それが合わない人は読んでいてしんどくなる部分があるかもしれないが、載っている戦略自体は非常にためになる。麻雀をある程度やっていると必ず出くわすであろう手牌の形がいくつも載っていて、受け入れ枚数を踏まえた最善手が解説されている。個人的に麻雀は、状況を判断しながら常に最善手を目指していくゲームだと思っているので、あらかじめ戦略の大枠を学べていると最善手を選びやすくなる。

 実際に麻雀をしている際は捨て牌などを考慮する必要があるが、前提となる部分が分かっていれば応用することができる。本に書かれていることを意識しながら打つだけで、麻雀アプリの初心者が多く存在する層(天鳳なら一般卓、雀魂なら銅の間)は早々に抜けることができるはずだ。

 しかし、麻雀は運要素が強めのゲームでもあるため、どんなに最善手を打っていても相手に負けることがある。そういった負けが何回も続くこともしばしばだ。そうなってくると負けず嫌いの私にとってはメンタルを沈ませる原因にもなってしまうし、負けた悔しさで何回もプレイすることで睡眠時間や作業に充てるべき時間はどんどん削れていく。

 1か月ほど麻雀を続けた後、低調な試合が何回か続いた時期が訪れた。こういったことでメンタルを崩されたくないと思うようになり、友人とオンラインで麻雀を打つ以外はきっぱりとやめることにした。11月現在も友人以外とは打っていない。

 こういう不調の時のメンタルコントロールが上手くできて、絶えず勉強を続けていける人が麻雀のプロになるのだろうなと感じた。麻雀プロになれない私は、せめて私自身のプロになりたいと思っている。