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備忘録と不備忘録を行ったり来たり

コメダ珈琲のかつパン(みそかつパン)を初めて食べました

1月5日(火)

 コメダ珈琲のかつパン(カツサンド)は大きい、という感想がTwitterで時々流れていたので、実際に食べて確かめることにした。

 

 百聞は一見に如かずということわざがあり、これはTwitterにも言える。コメダ珈琲カツサンドは大きいという100個のツイートを見るよりも、実際にカツサンドを注文したほうが理解を深めることができるのだ。

 この文章を書いていて『逃がした魚は大きい』ということわざを思い出し、さらに逃がした魚は大きい、みたいなコボコラ(コボちゃんのコラージュ。読売新聞に掲載されている4コマ漫画『コボちゃん』を題材に、違った展開の4コマが作られている)があったことも思い出した。コボコラ画像botのツイートを10分ほど探しても見つからなかったのであきらめた。

twitter.com

 

 カツサンドを実際に体験するために、コメダ珈琲へと向かった。

 コメダ珈琲に来るのは今回で2回目だった。初回は友人と夕食までの時間をつぶすために入り、そこでコーヒーとコメチキを頼んだ。コメチキはサイズ的にはそこまで大きくないため、特に夕食に影響を与えることはなかった。

 しかし、今回はカツサンドだ。あまり遅くに行くと夕食に支障が出てくる。年々胃の容量は小さくなっているし、胸焼けの実績も解除された。もうむやみに大盛りを選ぶことはできない。間食として考えるのではなく、昼ご飯として食べることにした。

 入店し、カウンター席へと案内される。メニューを開き、カツサンドのページへと移動する。写真で見るカツサンドはやや大きめといったくらいだ。

 カツサンドにはいくつか種類がある。ソースがかかったスタンダードなカツパン、新宿中村屋と共同開発したカツカリーパン、本社のある名古屋を押し出したみそカツパン、唯一のシーフード枠えびカツパン。もし本当にカツサンドが大きいのであれば、ここでの選択は戦いを大きく左右することになるだろう。

 1分ほど考え、みそカツパンを注文することにした。理由は名古屋に出張へ行ったときに食べたみそカツが美味しかったことを思い出したためだ。

 適当にスマートフォンをいじりながら待っていると、みそカツパンが目の前に運ばれてきた。

 

 

それは カツサンドと言うには あまりにも大きすぎた

大きく ぶ厚く 重く そして 大雑把すぎた

それは 正に 鉄塊だった 

 

 大きな食べ物について書く時、毎回ベルセルクを出している気がする。

 コメダ珈琲のウェブサイトではかつパンをスナック類というカテゴリーに入れている。スナックは軽食として食べられるものだ。しかし、この物体は軽食ではなく食である。おやつとして食べにきていたら、間違いなく夕食に支障をきたすところだった。

 まず一口食べてみることにする。何かを食べるときにこんなに口を開けたのはいつぶりだろうか。パンのふわふわとカツのサクサクとキャベツのシャキシャキが同時に口の中で音を立て、味噌味が広がっていく。味付けは濃いめだが美味しい。確かに量は多いがこの時はあまり苦戦しないだろうなと考えていた。

 味付けが濃いものは、1口目のインパクトは強いが後半になると口がお腹いっぱいになってくる。2つ目の途中までは順調だったが、3つ目に入る頃には口はけっこう満腹になっていた。それでも美味しかったのでなんとかなり、無事完食した。4つだったら美味しいという感情が薄くなっていたかもしれない。

 

 こうして人生の実績をまた1つ解除した。その後はコーヒーを飲みながら作業をしていたが、満腹になったせいか途中で眠気が襲ってきた。胃の容量が大きくない人は作業がする前に食べないほうがいいのかもしれない。

 

 次はかつパンかカツカリーパンか、それともえびカツパンか。1日しか休みがない日だと作業をしないとという焦燥感が強いので、連休になったら食べに行こう。いつ連休が生まれるか分からないが……。