コムギココメコ

備忘録と不備忘録を行ったり来たり

久しぶりに大喜利に挑戦した

 数年前、ネット大喜利をほんの少しだけやっていた時期があった。きっかけとしては、ちゃんと大喜利ができるようになったほうが良いのではないかという、英語や中学校の数学を大人になってから学びなおすみたいなイメージで始めたように記憶している。

 さまざまな大喜利サイトがあった中で一番参加回数が多かったのは『大喜利PHP』だった。3分以内に回答→3分以内に投票→結果というサイクルを繰り返していくのだが、1サイクルが10分弱で終わるため気軽に参加することができた。また、ランキングなどもあったため、目指すべき目標が分かりやすいところも負けず嫌いである私としてはいいポイントだった。

 他には「ネタボケライフ」にも数回参加したことがある。このサイトは回答を投稿するのに数日の猶予があり、じっくり回答を考えることができるシステムだ。これも10回ほど参加して、トップ10に1回だけ入った記憶がある。それ以外にも1対1で戦うサイトもあったように記憶しているが、名前が思い出せない。

 個人的には大喜利は不得意だと思っている。お題との距離感をなかなか掴めないことが原因だ。近づきすぎず離れすぎず、適度な距離感を持った回答が理想だと思うし、そういった回答が大喜利をやっていた時は上位に来ていた気がする。ピントを上手く合わせるための調整が雑なのだろうなと思う。時々作っている短歌にも題詠(テーマに沿って短歌を作る)というジャンルがあり、こちらも不得意なので、こういったカテゴリーのものが苦手な傾向があるような気がする。

 やがて月日が経ち、身の回りのことで忙しくなってきたのとともに、大喜利にチャレンジすることもなくなっていき、相互フォローの方がやっている大喜利ツイキャスにごくまれに参加するくらいになった。『大喜利PHP』は閉鎖され、その後にできた似たようなシステムのサイトも閉鎖になり、また別の似たサイトがオープンしていた。あなたの住んでいる街にもそういう土地があると思う。

 

 久しぶりに参加者が多くいる大喜利にチャレンジしようと思ったきっかけは、木曜屋さんという方が主催している『木曜屋杯』のnoteを見たことだった。

twitter.com

note.com

 上の記事が確か一番最初に見た『木曜屋杯』に関する記事だったはずだ。画像お題(パチンコの画像)でのwataoさんという方の回答が軽く衝撃を受けるほど面白く、こういった回答が集まる大会はどういうものなのかを調べることにした。すると3分で回答するという「大喜利PHP」と同じ時間制限だったこと、頻繁に開催されていることが分かり、参加してみようかなという気持ちになった。

note.com

 今の仕事が土日休みではないため、土日の夜など決まった曜日・時間帯に開催されるようなイベントは、仕事が頭をよぎってしまうため参加が難しい。その点木曜屋杯は開催曜日が決まっていないため、タイミングが合う可能性が一定存在した。

 その後、休みと開催のタイミングが合ったため参加を決意した。41回目の大会だっただった。

note.com

 久しぶりに時間制限付きで大喜利をすると、まあ思いつかない。うんうん唸っているうちにカップラーメンが出来上がる時間だ。2問ほど回答ができなかった。それでも1問だけ10位以内に入ることができて嬉しかった。順位としては真ん中よりやや下あたりで、2問回答できなかった割には何とかなったほうだとは思わず、普通に悔しかった。

 その後もタイミングが合った時に何回か挑戦した。順位は真ん中~真ん中やや下あたりを推移している。点数が安定して取れないため、なかなか順位は上がってこない。

 似たような発想の回答がある場合は、早く送信された回答のほうが投票時に目につくタイミングも早い。そのため、制限時間ギリギリで回答すると票が入らない可能性も高くなる。あまり被らない角度から回答を出すか、なるべく早く回答するかのどちらかは上位になるためには必要になってくるように感じた。

 

 勝ち残り形式の『大喜利木曜屋グランプリ』も挑戦した。

note.com

 2回戦で2位だったため、「これはいけるのでは……」と思ったが3回戦で普通に負けた。本当に安定しない。

 

 何回か挑戦してみて、画像お題のほうが順位が高い(点数が多くもらえる)傾向にあることがなんとなく分かってきた。文章お題に関するピントの合わせ方がまだまだ上手くいっていないのだと思う。ほとんどのお題にピントが合っていないということでもある。また、3分以内で回答するということへの慣れや、発想の飛ばし方が弱さなど、改善できる点は多くありそうだ。

 こういった順位付けが行われるような大会・イベントになると、負けず嫌いが顔を出してしまうため、のめりこんでいく傾向がある。今のところはもっと上の順位を目指そうという気持ちがあるため、タイミングさえ合えば挑戦し続けていきたい。