1月30日(日)
短歌研究新人賞用の連作を作り終えた。毎回締め切り1日前~当日に作り終えている気がする。
n首の連作(n = 自然数)を作るとき、大体1.5n~2n短歌を用意するようにしている。実際に並べてみた時に連作にハマらない歌が一定数出てくるからだ。また、同じ題材(例えば犬)の歌は何らかの効果が見込めない時には何首も同じ連作には入れないようにしているため、用意した歌で同じ題材のものがいくつかあったときは絞る必要が出てくる。時々短歌が足りなくなったり、流れとして特定の題材の短歌が要請されることもあり、そういったときは慌てて作る。
今回は50首ほど用意し、その中から30首並べてみる。1首目から読んでいき、しっくりこないところがあったら並べ替えてもう一度1首目から読み直す。この作業を何度も繰り返し、最適解だと思うところで止める。最後に本当に30首あるか、意図しない表記ゆれは無いか、誤字脱字が無いかなどをチェックして完成だ。
今回は22時過ぎに作業が終わり、コンビニで印刷をしにいった。夜遅くに出歩いているのは久しぶりだ。新潟に住んでいた頃は日付の変わる直前あたりにラーメンを食べに行ったり、適当に歩き回ったりしたこともあった。今はお店が閉まっているし、散歩をする時間を転職への勉強時間に替えなければならない。
既にパジャマ姿だったため、パジャマの上からズボンを履き、コートを着てなんとかごまかす。外は誰も歩いていなかった。コンビニでコピーを済ませ、コーヒーゼリーをついでに買う。最近はコーヒーゼリーにはまっている。
基本的に1回ハマると同じものばっかり食べている時期が発生し、2022年の初めはそれがコーヒーゼリーとピーナッツチョコレートだった。
スピッツのギターが毎年髪型を変えていて、髪型によってどの年かが分かるという話を耳にしたことがある。コーヒーゼリーやピーナッツチョコレートを見たら2022年だと思う日がくるのかもしれない。
印刷をし終わったらほとんど見ずに封筒へと入れる。見てしまうと直したくなるかもしれないからだ。
今回の連作に載っている短歌は、betcover!!の『時間』というアルバムを聴きながら作っていることが多かった。
この日記を書いているのは3月初旬で、今はAndy Stottのアルバムを聴きながら短歌を作っている。