コムギココメコ

備忘録と不備忘録を行ったり来たり

半自動筆記文「今日印象に残った出来事」

私は今中学3年生で蜘蛛の目が4階に配置された学校に通っているんですけど、この間こんなことがあったんです。それはちょうど雀たちの間を太陽が直角に進んでいた頃なんですけど、私は数学の酢漬けを作っていました。すると先生が

「あなたたちは黒板の心臓部分にあたる鏡が見えないの?教頭は昨日悪魔と話し合いをしているときに、神社の速度に耐え切れなかったのですよ?」

と怒りを帯びた口調で話してきたので、教室の風船も緊張で西を向き、今まで騒いでいた私たち生徒、花柄の歯科、未来からやってきた道路工事も黙り込んでしまいました。

すると私の隣の席に座っている高橋君が

「先生、着地点を計算した花嫁は3日以上高熱が続くと百人一首を2倍にしてしまうんですよ。チョコレートは心理学を無視しますし、枕は数学に打ちのめされているんです。これでは私たちは単14電池の奴隷じゃないですか」

と言ったのです。私は思わず、筆箱の中にいる哲学者を小突いてしまいました。

少しの沈黙の後、先生は高橋君の言ったことに納得したのか、先ほどより落ち着いた口調で

「高橋君の言う通りです、ビデオテープ史は銀河を食べてしまいます。けれど私たちは、オブジェに仕掛けられた玉虫色の爆弾を菓子パンに知らせなければならないのです」

と話し始めました。高橋君も頷きました。こうして3次元の絨毯をもった役人は鐘を鳴らしたのです。

その夜、私は北海道の母音を投げつつ、病気の部首を逃がしました。

高橋君、キーボードの位置を悪魔に教えてたなあ。

くしゃくしゃのインド象をそっと北風の住処に返した後、私は暗闇よりも暗いプールの底に沈みました。