コムギココメコ

備忘録と不備忘録を行ったり来たり

終りね

お元気ですか?

 

先日、帰省をした。皆さんには皆さんなりの帰省の定義があると思うが、今回の帰省はこういう意味合いである。

 

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「私の思っている帰省と違うじゃないか!」と言う人は我慢してほしい。

 

海無し県から海無し県へ移動し、実家に着いた。母親から聞いたのだが、地元ではお祭りをやっているらしい。私は、明日にでも行ってみるかと思い、その日は寝た。

 

訂正:前述の文章では「その日は寝た」と書かれていますが、筆者の記憶に間違いがございました。

誤り:「その日は寝た」

正しい表記:「その日は野球ゲームをひとしきりやってから寝た」

筆者に記憶処理を施しました。お詫び申し上げます。

 

私は明日にでも行ってみるかと思い、その日はひとしきりゲームをやってから寝た。

次の日、適当に用事を済ませた後、散歩ついでに祭りの様子を覗くことにした。

まだ午後5時前だったので、人もまばらである。普段着姿の人が多いため、浴衣を着ている女性がかえってその場の雰囲気から浮いてしまうほどであった。

私は神社まで歩くことにした。神社は人が誰もおらず、ただセミの音がうるさいほどに響くだけだった。私は神社横の道を通り、一回りした後、元来た道を戻ることにした。

メイン会場らしき場所を通ると、私の記憶フォルダには該当しない人物がアコースティックギターをかき鳴らし、私の記憶フォルダには該当しない曲を歌っていた。見ている人も少ない。屋台がある通りに目を向けても、相変わらず人は少なく、人の色よりも地面の灰色が目立っていた。

私が子供の頃はもう少しお祭りは賑わっていた気がする。子供も早い時間帯から結構いたはずだ。別に私は「近頃の子どもは祭り離れの傾向があり、憂慮すべき事態である」といった、専門家気取りの話をしたいのではない。ただ、祭りのにぎやかさが失われつつあるという主観的な感想を抱き、何らかの気分になっただけである。

地元の祭りは、夏が始まったという気持ちを人々にもたせる。しかし、地元で行われる、おそらく1番大きい夏のイベントの終わりと引き換えである。

 

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