コムギココメコ

備忘録と不備忘録を行ったり来たり

雨は毛布のように 家の毛布のように

お元気ですか?

 

辛い物を食べた。満足した。ちなみに言うと、私は辛いものが苦手だ。なぜなら辛いからである。こう答えると大体「説明になっていない」「もう少し詳しく」など言われるのだが、辛いものは辛いから苦手なのだ。辛くなければ苦手ではない。例えば、ゴキブリが苦手な場合理由として挙げられるのは、「黒くて不気味」「気持ち悪い」「いきなり飛んでくる」などがあるが、おそらくみんなゴキブリという名前を一番嫌っているのだ。イチローの登録名が「ゴキブリ」だったら、おそらくあんなに人気は無かっただろう。みんな名前を嫌っているのだ。私も辛いと言う単語を苦手としている。可愛いものにもいろいろ理由はあるけれど、一番は名前のおかげである。「マカロン」「スムージー」、この名前の可愛さよ!この名前であるから女子に人気なのだ。もしマカロンの名前が「ビーフストロガノフ」だったら多分人気は出なかったはずである。

 

卵の処理に困る。料理をあまりしないのに、安いという理由だけで10個入りの卵を買ってしまうので消費期限が過ぎても卵が減らない。お腹が弱いので、「消費期限を過ぎても卵は加熱すれば食べられるよ」と言われても「ウチのお腹はデリケートなんです!」とモンスターペアレントよろしく考えてしまうのだ。どうしようどうしようと考えていた矢先、簡単にできる味玉のレシピを発見した。

世界で1番美味しい煮卵の作り方 - コスパ最強!!一人暮らしの簡単節約料理レシピ

 

「ボブ、これを見てくれ」

「いきなりなんだ…...これは味玉のレシピじゃないか」

「そうなんだ。これを作ってみろ。世界が540度変わるぞ」

「一周回るくらいすごいんだな」

 

よく分からないシナリオを書いてしまうくらい発見した当時の喜びはすごかったということを理解してほしい。今まで味玉のレシピは色々調味料が無いとキツイという固定観念を抱いていたため、なかなか食指が動かなかったのだが、このレシピでは麺つゆのみだったため、ずぼらな自分でも作ってみようとなった。結果は、美味しかった。それのみである。ちなみにこのレシピを見つけてから、捨ててしまう卵の量が3つから2つに減った。冷蔵庫に何があるのかを忘れてしまうため、あまり捨てる量が減らなかったのだ。知恵が脳のずぼらさに負けた瞬間である。

 

今日も雨だった。雨になるとダウナーな気分になるので嫌いだ。雨上がり直後も、屋根のない所に置いてしまった自転車のサドルを拭きながら乗らないと、ズボンがぬれてしまうのでそんなに好きではない。だからと言って晴れてしまうと外に出ないだけで精神がウッとなるので厳しいものがある。どの天気でもどうしようもないのかもしれない。