コムギココメコ

備忘録と不備忘録を行ったり来たり

文学フリマに出る話など

 人生には気づきの瞬間があり、気付きの内容によって喜んだり絶望したりと、様々な反応をする。数十年生きてきて最近気づいたことは、同じ時間に起きるのが苦痛だということである。なぜ朝早く同じ時間に起きなければいけないのかと自問自答してしまう。まだ自問自答するだけなので、特に遅刻をしているわけではない。しかし、年を取った時に朝自問自答をせずに起きる自分を想像することができない。いつか起きるのをやめてしまいそうで、いや、いつの日か起きるのをやめてしまうだろう。

 いつか全てを投げ出してしまうのではという不安に対抗するために、何か行動を起こさないとという気持ちになった。新しい体験によって、全てを投げ出すXデーを先延ばしにするのだ。今までは精神に引きこもりすぎたので、そろそろ外側に出て存在を示していかないといけない(誰に対して?)。Twitterでいくらネタ的なことを呟いていても意味がないのだ。気が付くのに7年近くかかってしまった。みんな色々動いているというのに、自分には動きがなかった。その結果Twitter人間性が薄れていき、bot扱いされるに至った。botになるためにTwitterをやっているわけではない。

 そろそろ色んなところに出る必要がある。まず1つ目として、小説を外に出すことに決めた。今年の秋の文学フリマに参加することがほぼ確定した。お金を払ってしまうことにより、逃げられない状況を作った。友人と「学生」をテーマにした小説の合同誌を作ることが大体決まっている。最近は小説を書いていないが、今の自分に何が書けるのかを知るのとともに、今までブログにアップしてきた小説たちの第一次集大成を見せられればいいと思う。

 また、短歌集も出せればいいと考えている。去年あたりから本腰を入れて短歌について考えるようになっている。連作と今まで作ったものを入れた、音楽でいえばEPくらいの量の短歌集を想定している。

 合同誌、短歌集の両方に関しては、また時期が近付いたら詳しい情報が出せると思う。11月に僕と握手!

 量より質という考え方はあるが、創作関係は量を出す必要があると思う。とにかく他の人の目に入る量を増やす。瓦礫の山から一つでも自他ともに良いものができれば万々歳である。

 1年も5回の表が終わった。1月に考えた目標はすっかり忘れてしまった。細かく目標を決めると覚えられないという欠点も見えた。そこで2017年下半期目標を記しておく。

・小説、短歌を文学フリマに出す

・本を20冊読む

・選歌がある短歌投稿媒体に自分の短歌が載る

 3つにしておけば覚えられるだろう。着々と2017年は終わりに近づいている。終わるために始まらなければならないのだ。現実から抜け出して現実´に行くためには、ひたすら壁に頭をぶつけ続けるしかない。