明けましておめでとうございます。2019年にたどり着くことはできましたか? できなかった人はそういう年もあります。
2019年になった(誰によって?)。去年を振り返ってみると、インターネットの外に出ていく機会が以前より少しずつ増えている気がした。これは8年間に及ぶTwitterライフの中ではかなりの動きである。
動いてはいたものの、なかなか思うように体力や気力が続かないことも多くあった。いつの日か銀の弾丸で労働を滅ぼさなければならない。また、地方にいるとなかなか東京の行きたいイベントを全て網羅するのは難しいということも分かりつつある。地元にいたときは新宿まで往復で大体2000円くらいだったが、今は約2万円である。まさに桁違いだ。
創作活動に目を向けてみると、短歌に力を入れた年だった。6月あたりから自分の短歌が変化していて、このあたりで何かしら心境の変化があったのだろう。きっかけは忘れてしまった。まあ2017年よりは短歌で何をしたいかが分かりつつある気がする。
反対に小説はほとんど書けなかった。文フリで出した小説も、完全な新作ではなく、以前書いたものを2倍近く書き加えたものである。またアルバムの収集も、2017年より60枚ほど減ってしまった。もう少し掘り起こしたかった。お金め。
ちなみに、2018年の目標は以下の通りだった。
①本を23冊以上読む
②ブログ記事を46本以上書く
③文学フリマ東京(秋)で短歌・小説を頒布する
④イラスト・デザインの勉強・練習を続ける
①に関しては、36冊読んだので達成。②は47本なのでギリギリ達成。③は両方頒布したので達成。④は途中でやめてしまったので未達成だった。4分の3達成できたのでまあまあだと思う。
去年を踏まえて、目標を考えてみた。
女「どうせ今年は未達成で終わるんでしょ」
今年もちゃんとやるぞ!! あと女って誰だ?
2019年の目標は以下のとおりである。
①本を40冊以上読む
②ブログ記事を60本以上書く
③フットワークを軽くする
④やや気さくである
⑤楽しいことにだけ向き合う
本は読む時間をできるだけ毎日設けて、積読本を消化していきたい。興味があるとすぐ本を買ってしまうので、読むペースと買うペースがまるで釣り合っていない。
ブログ記事に関しては、やはり更新の頻度を上げないと読んでくれる人も少ないので、できるだけ記事をアップしていきたい。特にアルバム紹介と一首評は積極的に行っていければと思う。
私は起きるという行為が不得意で、そのため行けるはずのイベントを潰してしまうことが時々ある。生活費をゆるやかに抑えて、様々なイベントに顔を出せるようにしていきたい。
他にも最近の気づきとして、気さくな人のほうが面白いことに遭遇する確率が高いということが挙げられる。私は殻に閉じこもりがちな傾向があるので、興味のあること、楽しそうなことに関しては殻から出ていきたい。完全な気さく(成熟した気さく、フル気さくなど、様々な言いかえができそう)にいきなりなるのは難しいので、やや気さくな人になりたい。最終的にはTommy february6か勝訴ストリップあたりの椎名林檎になりたい。
そして最後の目標だが、これが一番重要かもしれない。
労働に体力をぐんぐん奪われた結果、気力を失いかけることも多々ある。職場の人間関係は良好ではあるが、よくわからない外部の人間に怒鳴られて、精神的にかなり不安定になることもしばしばある(泣きながら労働に向かうのは良くないことだと思う)。私は、人が怒られているのを見ても精神的にグラついてしまう。誰かが怒鳴られているシーンはたとえドラマやアニメだとしても見るのが苦痛である。労働をしているときは絶えず恐怖にさらされているような感覚に陥る。つらいつらいマウンテンである。
もう正面切って戦うのは難しいので、楽しいことや興味のあることに目を向けて、労働は流していく、自分が塊になりつつあるのを感じたら別の場所に移るなどの対策をしなければならない。完璧を求めて、正面切って戦う傾向が自分にはあるので、苦手だったり嫌なものは受け止めるのではなく、のらりくらりかわしていくことが、生きるためには必要だと思う。
2019年、楽しく年末を迎えたい。