皆さんは、タイピングがどれくらい素早くできるだろうか。私は、人より若干早いくらいかなと思っている。
中学生の時に『もなちゃと』という、2チャンネルのAAのキャラでチャットができるサイトがあった。まだサイトは現存していた。どれくらいまだ人がいるのだろうか。やっている人の年齢層はどんなものだろうか。
もなちゃとを利用していた時はタイピング速度が遅く、他の人と会話をしていて追い付かない。ネットの世界では、そのタイピング速度についていけないとダメなのだなと感じたものだった。それからTwitterをはじめ、大学に入ってWordを使用してレポートを書き、さらにブログや小説を始めたことで数千字、時には数万字という文章をタイピングした結果、タイピング速度は向上し、今ではブラインドタッチもできるようになった。しかし、指の運び方が独学なので、最適な運び方ではないと自覚している。
寿司打について
最近、久しぶりに寿司打をやった。寿司打とは、回転寿司のように流れてくる単語や文章をタイピングしていって、設定されたコースの金額をどれだけ上回れるかを競うゲームである。
ゲームスタート画面である。
コース選択。難易度とコースを選ぶ。
このように単語が流れてきて、お皿が画面から消えるまでにタイピングし終わるとスコアを得ることができる。失敗せずにタイピングし続けると右上の連打メーターがたまっていき、1~3秒のタイムボーナスを獲得できる。
結果画面である。スコアと、『正しく打ったキーの数』『平均キータイプ数』『ミスタイプ数』が表示される。
お手軽コースが一番簡単かつ時間もかからない(制限時間が1分)。やり始めると結構楽しくて、何回も挑戦してしまった。
そして、ふとこんな考えが頭に浮かんだ。
『寿司打をひたすらプレイすると、タイピング速度はどれくらい向上するのだろうか』
個人的に興味がわいたので、実際に挑戦してみることにした。
まず、どういった環境でプレイするか書いておきたい。
・WebGL版『寿司打』をプレイする
・ゲームモードは『普通』、コースは『お手軽3000円コース(制限時間60秒)』
・一度プレイしたらどんなにミスタイプしても中断しない
・全体および100回ごとの平均値、中央値、最頻値、最高値、最低値、6000円を超えた回数、6000円超え率をエクセルで記録する
・100回が終わるごとに、e-typeingで腕試しテストを行い、記録をチェックする
他にも平均キータイプ数やミスタイプ数も記録したほうがいいのだろうが、あまり記録する項目が多いと嫌になりそうだったため、記録しないことにした。
また、6000円を超えてくると、ランキングの上位10%あたりに入ってくる。6000円を超える率が上がっていけば、タイピング力がある程度は向上していると言っていいだろう。
e-typeingとは、インターネットでタイピング練習ができるサイトで、『腕試しレベルチェック』として、スコアを計測してくれる。
毎回、テーマに関連した文章をタイピングしていく。
プレイ中の画面。
結果画面。スコアやレベル、タイピングの正確率、苦手キー、タイピングに関する格言めいたものが表示される。
ちなみに寿司打の記録をつける前の最高スコアは295である。100回毎にレベルチェックをしていき、スコアがどう変化していくのかを見ていく。
その他に関しては、続けていって必要なものが分かってきたら適宜追加していくことにする。
説明も一通り終わったため、この意味のない終わりの見えない戦いの始まりを載せていきたいと思う。
寿司打(1~100回目まで)
3月7日からこのチャレンジはスタートした。そして3月26日に100回目を達成。
エクセルにひたすら寿司打の記録をつけていく様子。かなりアナログな方法である。もっと楽な方法があるのかもしれないが、私にはシステムに対する知識が乏しい。知識、珪藻土バスマットと同じくらい欲しい。
1~100回の結果が以下のとおりである。
40皿で5640円になるため、平均値としては30皿後半あたりになる。タイムボーナスをしっかり貰えるか(ミスタイプをいかにしないか)が重要なのだが、それに気を取られすぎるとタイピング速度が遅くなり、スコアが伸びない。200回に到達したときにこの数値たちがどう変化していくのかが気になるところだ。
100回やり終えた後の腕試しの結果、スコアが以前より13伸びているが、その時の気分や体調によっても変化しそうであるため、何回も行っていく必要がありそうだ。
とりあえず飽きるまでは続けていこうと思うので、もし1000回まで続いたら自分で自分を褒めたいし、1万回続くようなことがあったら、世界で一番寿司打のお手軽コースをプレイした人間と自負してもよいだろう。自分で自分を褒めるのは、穏やかに生活するためには欠かせないことである。